レポート
2023/11/22
味わい鍋といえば、フタと鍋本体がひとつになったような、このどっしりと構えた形!
コツもないのに、なぜかいつもより美味しくなるその理由は、随所に隠れされた独特な形にありました。
アルミ素材の熱伝導の良さ+鍋の厚さで、熱がスピーディーかつ均等に伝わります。
お鍋いっぱいの煮物を作っても、味しみ・火の通り具合もムラなく美味しく仕上がります。
加熱時のサーモ画像で、フタ・鍋本体までくまなく温まっているのがわかります。
肉厚なフタで鍋を密閉して火にかけると、中側には「ウォーターシール」ができて、隙間を埋めるように密着します。
このしくみは、短時間で煮物が作れる「圧力鍋」と同じ原理。 味わい鍋なら複雑なパーツはなく、手軽に圧力鍋に似た火の通りの良さを感じます。
断面図を見ると鍋本体はもちろん、上に乗せる「フタ」まで、しっかり肉厚なのがわかります。
保温性が高く、一度温まったら中火~弱火でも鍋の中を高温に保てます。ある程度煮えたら火を止め、残りは予熱でじわじわ味を染み込ませるのも得意です。
グツグツ煮込むと崩れやすいじゃがいもが入ったポトフやかぼちゃなども、予熱調理で見栄え良く出来上がります。
鉄の鋳物鍋(ダッチオーブンや南部鉄器のような鍋)と比較しても、遜色のない保温性です。
味わい鍋でお湯を沸かすと、鍋の底一面からムラなく気泡が湧いてきます!さらにその泡は底の丸い鍋肌を伝って上に上がっていきます。
これによってスムーズな対流を生み、鍋の中身をムラなく加熱します。
試しにパスタを茹でてみると、ぐるりと回転するように対流の様子が見えます。
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