レポート
2021/05/30
梅酒や梅干しを仕込む、毎年楽しみな「梅しごと」♪
季節は、5月下旬~6月中旬。スーパーの店先に梅が並ぶと、夏が近づいたなー!と感じます。
入門にちょうどいいのは、2週間~2ヶ月で飲める「梅シロップ」!(寝かせる期間は、お好みで)
炭酸水で割ったり、かき氷にかけたり、ゼリーにしたり…♪
長期保存もできる「夏のお楽しみ」を今から仕込んでみませんか?^^
・青梅…1kg どんな品種でもOK
・氷砂糖…1kg
↑どちらも5月下旬~6月中旬にかけて、スーパーの店先に並んでいると思いますので、カンタンに手に入ります。
・2Lサイズの保存瓶
・大きめのボウル
・ザル
・キッチンペーパーもしくは、清潔な布
・除菌アルコール…焼酎(ホワイトリカー)や食品用エタノール
※シロップや梅の実をすくったり、グラスに注いだりするために「カンロ杓子」があると、便利です。
水にさらします♪
水にさらすことでアクが抜け、渋みのない、おいしいシロップになります。
梅の水を切り、よく水を吸う布で、ひとつひとつ優しく包むようにして、ていねいに水気を取ります。
※水分が残っていると、カビの原因になります。
※ここから先は、梅に水がかからないように注意!(ヘタをとった穴から水が入ってしまうため)
竹串でヘタを持ち上げるようにして、ひとつひとつ取っていきます。
このとき、梅の皮を傷つけないように気をつけてください。
※ヘタを取った凹みの奥に、なにやら黒いものが見えることがありますが、そのままで大丈夫です。
保存瓶の内側に、アルコール除菌液をまんべんなく噴霧します。
キッチンペーパーに焼酎(ホワイトリカー)を染み込ませて、拭く方法でも大丈夫です。
ボウルに入れた梅にもアルコールを噴霧しておくとさらに安心♪
※アルコール除菌には、焼酎(ホワイトリカー)や食品用エタノールが適しています。ジンやウォッカでも代用できます。
氷砂糖を保存瓶の底に並べ、梅と交互に重ねていく。最上段が氷砂糖になるようにすれば、自然と砂糖が全体にいきわたり、シロップが出やすい♪
フタの裏側にも、忘れずアルコールを噴霧して…しっかりフタをする!
冷暗所に寝かせて2日ほどで、シロップが出てきます♪
1日1~2回、瓶をかるくゆすって梅全体にシロップをいきわたらせます。
※瓶を逆さにせずに、ゆっくり傾けたり、まわしたり…♪
時々(2~3日に一度くらい)瓶をかるくゆすって梅全体にシロップをいきわたらせます。
2週間後、梅がシワになって浮いてきたら、もう飲めます♪
およそ2カ月後、じっくりと発酵させた梅シロップはさらにまろやかな味になり、 味の変化を楽しめます。
※カビが発生した!どうしたらいい…!?
もしカビのようなものが浮いていたら、そっとカビだけを取り除けば大丈夫です!
梅を入れたままなら、梅シロップの保存場所は「冷暗所」でOK!
賞味期限は半永久的に保存可能ですが、早めに飲んだほうがおいしくいただけます♪
※梅を出してシロップだけを保存する場合は?
シロップのみ保存する際は、鍋で一度沸騰させてから瓶で保存(発酵が進むのをストップさせます)する方法や、冷凍保存という方法もあります。
しかし、どうしてもフレッシュな梅の風味はとんでしまいますので、あしからず。。
いろいろアレンジして、この夏を楽しみたいですね!^^
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